インドの山葵、
亀田製菓は、13億の人口を抱えるインドで1月、ロングセラー「柿の種」の本格発売に乗り出した。
主食カレーの
インド人に柿の種が受け入れられると判断。
販路を広げ始めた矢先、
新型コロナウイルスでロックダウン
インド版の柿の種
「KARI KARI(カリカリ)」
カリッとした食感。柿の種が大きい。
インド人向けに作った辛く濃い味、
一口スパイスの味が広がる
くせになる
日本同じくビールのお供
高級スナック菓子の位置付け
インド人向け
「ワサビ」「チリ・ガーリック」「ソルト&ペッパー」「スパイス・マニア」の4種類の味
60グラム入りを50ルピー(約70円)、
135グラム入りを99ルピー(約140円)
現地では高級菓子
デリー首都圏や経済都市のムンバイの大手チェーンスーパーで試験的に販売
試食会
「辛さが足りない」
「おいしそうで、そそられる」などインド人からの評価はさまざま。
わさび味に関しては
「変わった色をしている。本物の日本らしさがある」といった声が寄せられた。
予想外の、
辛く濃い味が好まれるようだ
歯ごたえがある食感を好む
大きな音が出るよう、日本より大きく、
生地を厚く硬めに
柿の種とピーナツの比率
65対35
亀田の合弁相手であるコメ販売の
LTフーズは、
販売店を42都市の2200店舗へと増やし、4月からの初年度に
売上高1億ルピー(約1億4000万円)を目指すと、
しかし、コロナは、
インドでも急速に感染。
3月25日、全土のロックダウン。
亀田工場も3月下旬から4月中旬まで停止
亀田にとって米国、中国、ベトナム、カンボジア、タイに続く6カ国目の海外生産拠点
生産再開後も20~30%。
封じ込めゾーンに指定。
7月には移動販売を実施=
輸送の規制により販路拡大の計画は一時中断
亀田が現在力を入れている
米アマゾン・コムなどを通じたネット販売
小規模・零細商店だ。
インドの新型コロナの感染は第1波のピークさえ全く見えてこない。
累計感染者は300万人を超え、
米国とブラジルに次ぐ世界3位
先が見通せない
1年はウィズコロナが続く
戦略を変更しながら販売となる。
柿の種の
多くのインドの人々に
山葵味が届く日が、来るように
グリーンエムアンドジャパン株式会社。
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