エジプトすし、
日本人がいない街にある寿司屋、
すもう寿司
かつてエジプト出身の力士が幕内まで上がった
オーナーが相撲好きなのか
店内はエジプトらしからぬ小綺麗でこじんまりとした雰囲気。
日本をイメージしてくれているが
全然和風じゃない。
内装は金がかかっている感じ
店内あちこちには
単語の意味としては正しいけど……なぜそれを、ここに?
と思わずにいられない、謎の日本語漢字がオシャレにデザインされている。
空、地面、公差、ラブ、神様、平和、寿司、相撲、海
暗号か
桜、愛、狐
義、侍、平
エジプトでは高級料理の部類といえる宗教上の理由か、お酒の取り扱いはなし。
メニューは寿司を中心に刺身、
焼き飯や焼きそば、揚げ物、生姜焼き、焼き魚、カツ丼など様々な日本料理が並ぶ。
ミソスープ(45EGP / 約326円)
握り寿司5貫(86EGP / 560円)
Ninja(ニンジャ)
(4個80EGP / 約580円)。
Sumo(87EGP / 約631円)。
テーブルにキッコーマンの卓上醤油が置かれた。
40分が経過
ようやくミソスープ
遅すぎる
ミソスープは意外なほどおいしかった。
トウフ、ネギ、ワカメ、そして大量のゴマ。魚介ダシの風味が素晴らしく、しっかり “味噌汁” の体裁を保っている。
30分経過
出てくるのが遅すぎる
とエジプト人店員氏に
1つずつ順番に提供してくれるつもりだったらしい。
まとめて持ってきてと依頼する
Tempura Moriwase右サイドがシーフード、左サイドがベジタブルとのことだ。天つゆではなくスイートチリソースが添えられ
天ぷらじゃなくてフライ
チリソースに付けて食べるフライってそれ、ベトナム料理
フライとしての完成度は高い。
衣は厚すぎず薄すぎず、アツアツサクサクとしている。ちなみにベジタブルは全てパプリカ
・満を持してSUSHI登場
握り寿司
エビ、白身魚、サーモン、ウナギ、エビフライの豪華5点盛
大量のワサビとガリ
謎のどろソース、マヨネーズソースも付属されて
味は意外にもヨーロッパで食べた寿司とほぼ同クオリティ。
日本の激安スーパーの激安寿司くらいのレベル。
エジプトは欧米と比べて日本の食材が手に入りにくい。その点を考慮すると、なかなかである
シャリから酢の味がほとんどしなかったのは残念、炊き方の上手さでカバー。ウナギはウナギの味がした。
Ninja(ニンジャ)
巻き寿司を豪快にフライにした一品!
シャリの中には海苔に巻かれたトロトロチーズ。
チーズの風味がシャリを完全に殺している。
フライと見せかけて寿司、寿司と見せかけてチーズ
“隠れ身の術” を表現
・本日結びの一番
店の看板メニュー
『Sumo』
> 焼うどん <
丸い鉄板はまるで土俵
茶色い麺が土を表現
無造作に配置された3匹のエビは “力士と行司” を表している
カラフルなパプリカは “吊屋根の房” を、白ゴマは “撒き塩” を表現
『Sumo』の名がこれほどふさわしい料理
うまい
日本要素こそゼロ
タイの屋台を彷彿とさせる味付け
鉄板の下にはビーフとチキンがゴロゴロ。
地位も名誉も土俵の下に埋まっている相撲界の格言を見事に体現
夕暮れ店内は賑わい始め、大半は現地に住む富裕層
エジプトに愛される寿司屋が
日本人として、そして相撲ファンとしてうれしい。
SUMO SUSHI
グリーンエムアンドジャパン株式会社。
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