はくさい、
植物は芽吹くとその場所から
動くことは出来ない、
紫外線.ウィルス.細菌微生物感染.
昆虫や鳥類による食害に晒される。
対抗するため、
物理的に刺を生やす、
化学的に抗菌作用や殺虫作用物質を作る対策を講じる。
白菜は、
アブラナ科植物で
シニグリンという配糖体を含んでいる昆虫食害されると
ミロシナーゼの作用で
アリルイソチオシアネートが、精製される。
ワサビや辛子や大根の辛み成分
ワサビをすり下ろしたり、葉や茎を細かく刻むと辛みが出る
アリルイソチオシアネートは昆虫には有害で、
昆虫はアブラナ科の植物を食べられない。
しかし、
アリルイソチオシアネートに耐性をもった昆虫が現れた、
モンシロチョウ
アリルイソチオシアネートに耐性を持つので独占して葉を食害する
実際にモンシロチョウの食害に逢うのは白菜ではなく
モンシロチョウの活動時期と重なるキャベツが食害にあたる。
モンシロチョウの幼虫は、
シニグリンに誘引されて
アブラナ科の植物の葉を食べるとされ本来は防御物質なのに逆にこれによって食害に逢うことに
モンシロチョウに
食べられないように、
アリルイソチオシアネートが
モンシロチョウの幼虫の
天敵の寄生バチを誘引し対抗
本来は食害を避けるためのアリルイソチオシアネート
人間は、嗜好として
食べることは、
アブラナ科植物も想定外であった。
ミロシナーゼ自体は、
加熱すれば失活し、
生食でも
量が少なければ問題とならない。
自然体系の妙
グリーンエムアンドジャパン株式会社。
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