ルイベと山葵、
-20℃で24時間以上の冷凍
ルイベは
サケやマスを冷凍させて
解凍しないで、刺身にして食べる郷土料理。
口に入れた凍った食感と
口のなかで次第に溶けていく味わいが特徴。
ルイベは、
アイヌ民族発祥の料理。
北海道のサケ漁は、アイヌの貴重なタンパク源としてサケを捕獲していた。寒さが厳しい冬に備え、サケを雪に埋めて凍らせて保存しておき、
凍ったまま薄く切り分けて食べていたことが
ルイベ発祥。
サケの身のアニキサスなどの寄生虫は凍らせることによって死滅、寄生虫対策としても有効であった。
名前の由来
アイヌ語の“溶ける”を意味するルと“食料”を意味する“イペ”を合わせた
ルイペが、語源。
ルイベ
ヒメマス・イカなどの魚介類を凍ったまま、
薄切りにして食べる方法をルイベとも
食習の機会や時季
アイヌ民族が冬の寒さを利用してつくった保存食、
晩秋から初冬にとれたサケを冷凍保存
寒い冬の時期の保存食として食べていた
飲食方法
凍らせて食べる
刺身同様にわさび醤油をつけて食べるのが一般的
レモンを絞ったり大根おろしなど
軽くあぶって食べたり、
塩を振る、
食べ方はさまざまま。
醤油や調味料にいくらと生サケを漬けてから冷凍させた「ルイベ漬け」
サラダや和え物、パスタなどの料理にも使われる
保存・継承の取組
メディアでも多数紹介され、
全国的に広く知られる。観光客に人気あり
飲食店、土産店や空港などでも販売されている。
道内では、豚肉を使用したルイベもつくられ、独自の進化を遂げている。
材料(4人分)
サケ300g
山わさび適量
醤油適量
作り方
新鮮なサケを洗って、
冷凍庫に入れ凍らせておく
サケの皮をむき、身を削るように切って器に盛り、
下ろした山わさびをそえ、
醤油をつけて、溶けないうちにいただく。
レモンやおろし大根、しょうがをそえる。
暑い日に、食してみては、
ルイベに
わさびドレッシング。
グリーンエムアンドジャパン株式会社。
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