香辛料のマーケティング、
香辛料のマーケティング施策に関する先行研究は非常に少 ない。
学術的要請に応えるもので
香辛料市場の活性化
実務的要請も担っている
香辛料に対する消費者の選好と、その要因につ いて分析したものである。
主として消費者の食意識やライフスタイルの視点から考察
アンケート調査を行い、消費者の食意識及びライフスタイルを類型化
消費者の 香辛料に対する好感度との関連性を分析
食 に 関 す る ラ イ フ ス タ イ ル と し て
6 つ の 因 子 が 抽 出 で き 、
「 健 康 的 食 生 活 重 視 」、
「栄養素重視」、
「他者推奨重視」、
「痩身重視」、
「素材重視」、
「経済性重視」と名付け
これらの因子を
重視するグループ
重視しないグループに分け、
香辛料の好感度 にどのような違いがみられるか、
各香辛料の好感度の平 均値を算出し、その差を検定した。
結果、
「痩身重視」、
「経済性重視」以外の因子に関しては、これらを重視するグループ の好の感度が重視しないグループに比べて高くなり、かつその差が統計的に有意であるものが、 一定数存在することが確認できた。
分析結果の実務への適用であるが、今回の因子分析に
差が統計的に有意となる香辛料の数が多かった 2 つの因子に限定すると、
それら香辛料に関 しては、
「健康的食生活重視」、
「栄養素重視」の人達は、香辛料に対する好感度が高いことが 分かった。
今後これら香辛料を取り扱う企業としては、まずこうした嗜好 性及びライフスタイルのターゲット層に焦点を絞り、
各種マーケティング施策を講じていく ことが望ましいと言える。
日常生活における「健康」、「栄養」をキーワードとして、よ り多くの種類の香辛料を取り入れてもらう、
あるいは普段使い慣れている香辛料の使用量を 増やしてもらえるよう、施策を講じていくことが
的になる
健康栄養は
食に必須な要素
ターゲットは嗜好性を好まれる顧客に
アピールするレベルを上げること
が必要に
グリーンエムアンドジャパン株式会社。
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