鮎の塩焼きで、暑気払い。

鮎の塩焼きを頬張る皮も骨も
食べられる、今の蒸し暑さには、暑気払いに値する一品。

鮎の由来
初代天皇が釣りで戦況を占うと、鮎が釣れたこと
から
習性を利用する友釣り。
おとり鮎の鼻に掛け針を仕込み、縄張り意識の強いあゆへ、
泳がせることで喧嘩を仕掛けてきた鮎を釣る。鮎で鮎を釣ることを「友」に例える。
喧嘩するほど仲がいいのかも、
奈良時代からの鵜飼は、独特な漁業、鵜を飼い慣らした鵜匠が操り、夜に小船を出し、舟首に立つ鵜匠が篝火で水面を照らして、それに驚き集まってきた鮎を、鵜に丸飲みさせて捕獲する。

岐阜県の長良川、愛媛県の肱川、
大分県の三隅川は、日本三大鵜飼です。

鮎の味わいを
西瓜、若草の香る、
青さがあるのは、
鮎の餌とされる藻類が、あの爽やかで甘い香りとして、香魚と呼ばれる。
清流好み、その美しさから
清流の初夏をつげる者とも言われる、
鮎は東アジア圏に生息して。
Sweetfishとよばれるのは、青く甘い香りを纏うさかな。



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